アンサンブル・じい

 

 

アンサンブルじい

2007年に東京で旗揚げされた男声合唱団。20代の学生・社会人で構成されており、熱く反り立つような演奏を目指している。各地のアンコンや合唱祭への参加を重ね、第10回東京都男声合唱フェスティバルでは人気投票1位を獲得した。国内外の男声合唱曲からポップス、アニソンまで幅広くチャレンジしている。指揮者を置かず、練習は歌い手全員の発言によって進められる。メンバーは例外なくガチな熱い漢である。

発起人メッセージ

合唱を続けていると、「あぁ、コイツと一緒にもっと歌いたい」と思う人間に出会うことがあります。「アンサンブルじい」はそんな思いと縁を繋ぎとめたいという願いが溢れ、2007年に結成されました。お酒の勢いで旗揚げしたものの、ずっと陽の目をみることがなく2009年にようやくデビューしました。

普段はバラバラの団体で活動していたメンバーですから、この団のために集まるのも容易ではありませんでした。ステージを踏めない2年間常に解散の危機にあった訳ですが、縁を広げていく心意気だけは失わず、メンバーはいつか同じステージに立つことを互いに決意していました。「団ありきでなく、人ありき」ということをこれだけ実感できる場所はありません。

指揮者もパートリーダーもいないと書くと、甚だ統率のとれてない団体に思えますが、それでいいんです。団の方針や指揮者のカリスマ性の下に集まっている訳じゃないんです。一緒に歌いたい奴がいれば、こう歌いたい、こう歌わせたいという気持ちは自然と湧き上がってくるものです。

演奏も団運営も未熟な私達ですが、「熱さ」と「馬鹿さ」と「歌いたい気持ち」はどの団にも負けないようにと思っています。ただ合唱を続けるというだけのことにも様々な困難がありますが、「じい」はそれら全てに対して挑戦心を剥き出しにしているように思います。団の掛け持ち、遠隔地からの参加、就職活動にだって負けません!!!

この団でしかできないこと・・・、多分そんな大そうなものはありません。歌いたい輩が集まって、歌いたい歌を歌う。それだけのことを、真っ直ぐに、熱く、続けていくだけです。偶然の縁を繋ぎ止めたいという思いこそ「じい」のモチベーションです。志ある活動に逆境はつきものですが、「じい」の熱さは冷めることがないでしょう。一緒に歌いたい奴がいる限り。

 
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